優先席を譲ること=目立つ行為??
震災や災害の時に日本人が列を乱さずに並ぶ姿を海外のメディアがこぞって
これが日本の民度が高い理由だ
などと各国のニュースや報道が取り上げられ
それが日本で伝わり僕達は世界に対して改めて日本人ってすばらしいよね?
と安堵した人も多いだろう
しかし電車内などの公共交通機関での優先席を譲らなさは圧倒的に日本が断トツである印象を受ける
諸外国ではそのような光景を目にする機会は全くといって良いほどない
話を深めていくと日本人が列を作って並ぶ理由は違うところにある事が言えてくる
列を乱すと、そこに並んでいる人の中で目立つことになる
それは注目されるのを嫌がる日本人にとっては一番避けたい場面である
出る杭は打たれる
という言葉に依拠する
これは、目立つと妬みや反感を買って叩かれるという意味で日本社会はまさにこの言葉を体現しており、日本人はできるだけ目立たずに、穏便に過ごしたいと考えざるを得ない
逆に公共交通機関での優先席を見てみると、席を譲りますという行為を行うときに、周りの乗客の注目を引く行為であるという捉え方をするのであれば
席を譲ること=目立つ行為
という事になる
このような考察をすると
日本人がモラルが高いと言われる所以として
目立ちたくないから
これに尽きる部分もあると思う
ではインターネットが発達した世界では多数から認識されることが個の価値に繋がる場合が出てきている事に対応しなければならない
多数から認識される為に具体的に何をすれば良いのか
一番簡単で今から出来ることの一つに情報発信という方法が存在する
このブログのようにね
僕自身の備忘録が広くみなさんに見られて価値が生まれる場合もあると言うこと