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なぜあなたの上司が無能なのか?上司の無能な理由が明らかに!

今回はどうして無能な上司が誕生するかという話です


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人間ていうのは地位が上がるとどうしても無能になってしまうんですよ

 

色々無能になるストーリーがあって

 

例えば

 

経済的に豊かになると、地位が上がると共感能力が低下するという事があるという心理的な話

 

 

マリーアントワネットみたいに人の気持ちなんてわからなくてもいいよって言う人であれば問題ないんですが

 

 

しかし現代でビジネスをしていくには一般の人の気持ち、悩みを理解していないとダメですよね

 

 

そうならないために僕がやっていた事は

 

毎日自分の気持ちや、考えたことを日記やメモに書き留めていたと言うことです

 

そうすることにより当時の気持ちや

 

その時に何を考えていたか

 

と言うことを一般の悩みのように解析していき対処していたんですね

 

話は戻って

 

無能な上司が出来上がる話で欠かせないのが

 

ピーターの法則というものです

ピーターの法則

(ピーターの法則とは、ローレンス・J・ピーターの著書「The Peter Principle」で提唱されたもので、企業などの組織に属する構成員は、その全員が自己の能力を進展させ続けなければ組織がいずれ無能化し、機能しなくなるという階層社会学の法則です )

 

要するに能力が高い人って昇進するじゃないですか

 

そして昇進すると人間に求められる能力が変わっていくじゃないですか

 

 


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例をあげると

 

営業の人がいました

営業の人間に求められるスキルは

  • 外交的な能力があって
  • 人当たりがよくて

 

その人が昇進しました

 

昇進をしていくと

だんだん現場に出ないで指導者の立場になっていきます

 

 

これが不思議な所で冷静に考えてください

 

現場で活躍したのに

現場で能力を発揮したのに

その人が昇進するとなぜか現場じゃないところに行くという

 

現場で指示を出す人と上から戦略的指示を出すという立場では素養が全く違いますよね

 

違うのにもかかわらずなぜか昇進していくことによって自分と適正の違う所にあがっていってしまって

 

自分の能力が役に立たない所にいってしまい

 

結局無能になってしまうという話です


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例えばサッカーで

 

ディフェンスよりフォワードの方が花形というか目立つ事が多いですよね

 

会社で言えばディフェンスは縁の下の力持ちで現場です

 

フォワードはマネージャーや役員です

 

 

ディフェンス(現場)が業績をあげると 

 

監督が

おまえは頑張ったから明日からフォワードだ!

 

そんなバカな話ありませんよね?

 

頑張ったからポジション変えるなんてありえないですよね

 

 

しかしこれが会社の場合は起こってしまいます

 

そして人間は昇進すると適正以外に配置、投げ込まれます

 

 

そして腐っていきます

なぜなら

→自分の能力と違うところだから

 

昇進して能力が発揮され続ける人もいますが

 

一律的にがんばると昇進してしまうということでは停滞してしまいますよね

 

 

ローレンスピーターはこうゆう事をいっています

 

人間は自分の能力の限界まで出世する

 

だけど自分の能力が及ばない所に行くと

 

 

停滞してしまいます

 

停滞とは下に降りることもなければ、上に上がることもない状態になります

 

それにより

本来他に自分に適正があるかもしれない仕事が出来なくなるということです

 

 

結局人間は自分が無能になってしまう所まで昇進して終わるということをピーターは言っていますが

 

ピーターの法則は彼の経験則であり

 

本当に成り立つのか?と言われていました。

 

 

なのでピーターの法則について研究がなされました

 

研究したのはマサチューセッツ工科大学アラバマ大学の共同研究です

 

彼らは幅の広いデータをとりました

241社の5万3030人を

 

2005~2011年まで追跡調査しました

 

そして彼らが昇進したのか?

能力を発揮したのか?

それらをトラッキングしました

 

 

その研究結果は

セールスマンは業績がいいと昇進するということがわかりました

そして

昇進するとパフォーマンスは落ちると言うことがわかりました

 

 

なぜならマネージメントや、教育、経営側にまわるからです

 

セールスマンは経営者に向いてるのか?

 

話は別です

 

必要な能力が違いますからね

 

 

これによりピーターの提唱する法則と同じ事象が確認されピーターの法則は成立したのです

 

 

 

これにより問題が浮き彫りになってきました

 

 

つまり指示を出す人(マネージャーや管理側)が現場より偉いという風潮が確認されました

 

 

これは問題ですよね

 

 

地位に差をつけて

給料にも差をつけていたと言うことです

 

 

要するに

現場で活躍した人はマネージャーに上げて給料も上げてあげないとモチベーションも上がらないだろうという考え方ということです

 

その結果

 

無能が数多く誕生していきました

 

給料というのは業績で見ればいいのに地位によって給料差を出していたということです

 

業績が良くて能力があれば会社として他のポジションに行かせる必要は本来は無いんです

 

 

本来モチベーションをあげるなら

給料を上げ

その仕事を極めれる環境を整えてあげるなど

 

そうゆうことをすれば良いのです

 

 

でもなぜか

 

給料と昇進がセットになっていますよね

 

これがいわゆる

 

大企業の病気というものです

 

そもそも人事から間違っているのです

 

社長だから偉いとかはないんですよ

しかし上げている収益からみて大事であるというのはありますけどね

 

 

仮に

 

営業で一億円あげている人がいて

 

マネージャーは2000万円あげています

 

会社で大事なのは営業で一億あげている人ですよね?

 

 

 

マサチューセッツ工科大学アラバマ大学の研究で見てみると

 

エリート営業はいいマネージャーにはほとんどなっていませんし

現場で最高のセールスマンが昇進によって最悪のマネージャーになったと言うことも確認されています

 

 

なぜこう言うことが起こるかのまとめとしては

 

将来発揮するポテンシャルや可能性を見ないで今の数字だけをみているから

 

これにつきると思います

 

適材適所とは言えない会社が多いんではないでしょうか

 

そして無能な上司がなぜ誕生するのか

 

 

これの答えは

 

システム上の問題でしょう

 

このシステムを変えない限りは無能な上司がたくさん増え続けますよね

 

 

 

みなさんがそうならないためには

 

1つの方法としては

現場に残る

これも意外と良いことかもしれませんね

 

 

そして自分の能力が発揮出来るところでがんばり

昇進はせずに給料だけを上げてもらうよう交渉したら良いのです

 

もし昇給が断られた場合は

ちょっとだけおとなしくして業績をあげ続けていればヘッドハンティングされます

 

 

これが理想ですよね

 

 

 

肩書きよりも能力を発揮出来ることの方が人生にプラスだし幸せだと思いますよ!

 

 

今回は以上!

 

また次回!