結婚が男女間の賃金格差を生んでる? 日本の育児の問題点
シングルマザーは一つの選択肢だし良い悪いもない
シングルマザーの数は日本では110万人程いると言われています
実は世界でもシングルマザーが増えてきています
これは女性の自立や結婚制度にとらわれない多様化した生き方が増えてきていると言われています
それが良いこと悪いことの区別はつけるのは間違いだと思うのですが
それは
それぞれ家庭の事情があるので良し悪しは判断できないですよね
しかし結婚制度自体が破綻しているのは間違いないと考えています
なぜなら
結婚制度があるから社会の中で女性の労働賃金が払われにくくなっているような気がしています
結婚制度とそれらを取り巻く環境の歴史を紐解いていくと
配偶者控除が導入された1960年代は高度経済成長期で、「正社員の終身雇用」「年功賃金」「妻は専業主婦」という価値観が社会の大衆の意識でありました
1988年には配偶者特別控除が導入されますが、その制度設計には「夫は正社員・妻はパート」という価値観が反映されています
その流れがまだ色濃く残っていると考えると現代女性にとって結婚制度にはメリットとデメリットがありますよね
メリットのひとつは
結婚をして家庭という単位で活動することによって、キャッシュフローは安定して子育ては余裕が生まれますよ
そして家庭という子育ての場所が確保されていることで子どもが不特定多数の存在から切り捨てられるリスクは減ります
デメリットは
祖父母や親の資産、資源で子育てをする高度経済成長期からのライフスタイルが前提になってしまっているため子育てしながら働く現代の女性にとって労働条件や労働環境が整っているとは未だに言いづらいですよね
これらの社会認識が未だに改善、制度設計の見直しが行われないのは
企業の価値観の1つにこれらがあるからですよね
しかし最近のテクノロジーの進化に伴っての人間の価値観のアップデートは凄まじいものであり
今後は大前提や既存の慣例が壊れていくと思われます
そこで大事なのは時代に合わせてみなさんもアップデートをしていくことが時代と差を生まない生き方だと思います